ダイキン工業は2023年度中に有事に中国製部品が無くてもエアコンを生産できるサプライチェーン(供給網)を構築する。
省エネルギーなど中核機能にかかわる部品を日本国内で内製化するほか、取引先に中国外での生産を要請する。
ロックダウン(都市封鎖)や米中対立による供給途絶リスク、地政学リスクも抱える中国への依存度を減らす動きが日本の製造業で広がってきた。
自動車業界では、マツダが中国経由で調達する部品への依存度を下げる検討を進めている。トヨタ自動車もハリヤーやランドクルーザーの部品を中国からの輸入に頼っていたため生産停止に陥っていると聞いている。
今回のダイキンの記事をみて、ひょっとしたら台湾、中国、日本、米国の状態が緊迫しているかもしれないと思っておいたほうが良いと思われる。