人工知能(AI)などの発達で船や鉄道にも自動運転が広がる。日本郵船などはコンテナ船を東京湾と三重県の港の間で延べ790キロメートル往復する実証実験に成功した。
鉄道でも在来線の一部で実用化が近づく。乗員の高齢化や人手不足を補うほか、運行効率や安全性が高まる可能性もある。
2月26日に東京・江東のターミナルを出港。すざくは18台のカメラなどで周囲の状況をAIが把握しながら進んだ。1日に500隻が行き来し、世界で最も過密といわれる東京湾を通過した。
船、鉄道、車は乗り物はいよいよAIにより制御される、より一層安全な運行ができる反面ハッキングによるセキュリティーの強化が必要だ。