時流

夏ボーナス6.1%増

2022年夏のボーナス調査では支給額が、前年比6.10%増の78万1140円だった。

4年ぶりに増加に転じた。新型コロナウイルスの影響で21年夏に大幅に減額した鉄鋼や造船の増加率が高かった。製造業は全業種で支給額が増加し、業績回復がボーナスにも表れた。

ただ支給額の水準は20年実績には届かなかった。半導体など部品の供給不足や原材料高などが影を落としている可能性がある。

日経新聞では、21年夏と比較できる147社を中間集計としてまとめられているが、業種別で最も増加率が大きかったのは、鉄鋼だった。コロナ禍で需要が落ち込んだ21年夏は業種別で減少率が最大だったが、需要が盛り返した!

ボーナス!いい言葉の響きである。多くの企業が出せる状態に戻って、多くの方に支給してほしい。そしてワクワク感が日本中に広がることを祈っている。