飲食店で調理ロボットの本格導入が進む。
プロントコーポレーション(東京・港)はパスタ業態など自動調理の店を2027年内に50店舗へ拡大する計画だ。スタートアップ各社の技術開発で味が向上し、導入コストも時給換算で人より安い実質800円程度に下がった。新型コロナウイルス禍で人手不足がより深刻になるなか、飲食店の機械化が新局面を迎えている。
若年人口が減り続けているうえ、コロナ禍で休止が相次いだ飲食店はアルバイト先として敬遠されている。帝国データバンクの10月の調査では飲食店企業の76.3%が非正社員の人手不足を訴えた。
人手不足は私の周りの経営者も悩みの一つであると訴えている。大手企業は資本力を生かし時給を上げられるが中小企業はなかなか難しい。ロボットの導入も同様だ。
人手不足とロボット、人件費削減とロボット。まだまだ解決策は先になるだろう。