丸紅は賃貸住宅のデジタル証券の概要を公表した。
個人投資家向けで、不動産のデジタル証券の金額としては最小規模の1口10万円とした。若年層を中心に資産運用の入門としての需要を見込んでいる。
三菱UFJ信託銀行のデジタル証券基盤「プログマ」を使い、丸紅グループが東京都豊島区に持つ単身者向けの集合住宅をデジタル証券化した。販売はSBI証券が担い、投資家はSBIに口座を作って入金する。募集期間は6月13〜21日で発行総額は8億3600万円を予定しているが宣伝次第で一瞬で資金は集まると私は思う。
複数の不動産でつくる上場不動産投資信託(REIT)と異なり特定の不動産を対象にするため、個人投資家が価値を判断しやすいからだ。しかも10万円が一口とうハードルの低さが投資家じゃない一般の方も参加し易い要因だ。
デジタル証券を使うことも話題になりそうだ。