時流

タブレット「手書き感」進化

タブレット端末の手書き機能が進化している。

米アマゾン・ドット・コムは電子書籍にペンで書き込める端末を投入する。

中国の華為技術(ファーウェイ)も筆圧を4000段階以上で検知する端末を投じ、米アップルは「iPad Pro」にペンを浮かせた状態で感知する新機能を搭載した。

エレコムは11月に最新のiPad向けに手書きの感触を変えられるフィルムを発売した。フィルムの表面を粗くザラザラにすることでペンを使って書く際のペン先の滑りを防止し、紙に書いたときのペン先の沈み込みを再現する「ペーパーライクフィルム」と呼ばれる製品だ。

ノートアプリは筆や万年筆、鉛筆、マーカーといったペン先を選ぶ、ノートの色やデザインを自由に選ぶといった機能のほか、PDFファイルを取り込んでその上に手書きで注釈を加える、メモを取りながらの音声を録音する、書いた手書き文字を通常のパソコン用の文字に変換するといった機能がある。教育現場でリモートの学習が続く中で学生などに根強い人気がある。私も英語学習時には録音しながら手書きをしている。非常に便利な機能が備わっている。数年前まで手書きには苦労したが最近は本当にノートに書いている感触とほぼ同じである。