金融機関で外貨建て保険の販売が急増している。
業界の推計によると、今年4~9月の販売額は前年同期から65%伸びた。
ほぼ金利がつかない円預金といった運用手段と比べ、海外の金利上昇を背景に積立利率が改善する外貨建て保険は多額の資金を引き寄せる。
ただ外貨建て保険も満期時などに円高へ振れれば円換算の受取額は目減りしかねない。金利上昇を追い風に盛り上がる市場には為替リスクの危うさがつきまとう。
今が円安だから外貨保険を買うという愚かなことをしてはいけない。満期時は絶対に解約しないといけないのか?中途解約時の違約金はどうなのか?資産状況は人それぞれ違う。ライフプランの見直しは常に必要だ。