アフリカを援助の対象とみる人はまだ多いのですが、海外では「最後の成長フロンティア」として注目が集まっています。
やはり最大の魅力は人口です。
現在のアフリカの人口は約14億2700万人で、中国やインドとほぼ同じ規模です。中国は人口が減っていきますが、アフリカの人口は今後も増え続け、50年には1.7倍以上の24億8500万人になる見込みです。世界の4人に1人はアフリカンという時代がやってきます。
人口が増えれば経済が活発になるという単純な法則です。
アフリカのような途上国では最新技術が一足飛びに普及するリープフロッグ(カエル跳び)現象が起きやすいのです。つまり早いもの勝ち!
ただし、電気やインターネットなどのインフラも不足しています。経済が発展しないままで人口ばかりが増えてしまうと、若者たちは失業してしまいます。それがさらなる貧困や教育不足、感染症などの問題を招きかねません。このことも踏まえ投資を考えるべきでしょう。
実際に現地に行き、現地の温度感を肌で感じることがとても重要。これはどの国に対しても同じことが言える。