時流

中国、台湾周辺で軍事演習継続と発表

中国は4~7日まで台湾周辺で大規模軍事演習をすると発表、実施していた。

演習の終了を明言せずあいまいにし、常態化をちらつかせることで台湾に揺さぶりをかけようとしている。

中国がいま盛んに発しているのが軍事演習の「常態化」というキーワードだ。中国軍直属の国防大学の孟祥青教授は中国国営中央テレビ(CCTV)で軍事演習を「常態化するかどうかは台湾独立勢力と米国によって決める」と説明し、米国と台湾の出方をみて継続するかどうかを判断すると明かしている。

それだけ台湾という国は中国にとっても日本にとっても、アメリカにとっても重要な場所になる。

台湾陸軍は中国軍が演習を実施したエリアに近い南部沿岸で9日と11日に「重砲射撃訓練」を実施する。偶発的な衝突リスクが高まる可能性がある。

台湾の方々は自国で国を守ろうとする心構えである。