時流

同居ロボット

ステイホームを促した新型コロナ禍でロボットとの不思議な共生が広がっているようだ。

例えば掃除用ロボット「ルンバ」のために自宅を改修工事をしてスロープを設けて段差をなくしたりする方もいるようだ。

新型コロナウイルスで在宅時間が増え、掃除用に購入したはずのルンバが家電以上の存在になりカーペットに乗り上げ途方にくれていたり、段差を青色吐息で越えようとする姿がいじらしく見えているようだ。機体には昨年亡くしたペットの写真を貼っている方もいたり「家族の一員」と話す方もいる。

今後、「誰かを手助したり一緒に成し遂げたりするとき、人は幸せを感じる」人の心理をついた「弱いロボット」の研究も進められている。

家庭用ロボット「LOVOPT」は人に近づき「キュー」と鳴いて抱っこをせがむ。対人での人間関係が減るなか、自分は頼られているという感覚、ロボットはそれになるかもしれない。