低水準が続いてきた住宅ローン金利に変化の兆しが見え始めた。
資源高や米利上げなどを背景にした円安が継続すれば国内の物価上昇圧力は続き、住宅ローンの金利上昇が変動型にも広がる可能性がある。
仮に2000万円の住宅ローン(金利0.5%、期間25年)の場合、月々の支払いは70,933円
もし金利が0.5%上昇したのであれば月々の支払いは75,374円となり4,441円上昇する。
仮にアパートローンが上昇した場合どうなるのか?
仮に1億円のアパートローン(金利2.375%、期間30年)の場合、月々支払いは388,652円。もし仮に同じく0.5上昇すると2.875%になったとしたら、月々の支払いは414,892円となり25,240円の上昇となる。長期のアパート経営の収支が大幅に変わってくる。年間にしたら314,880の利益減である。
これもアパート経営のリスクの一つだ。
住宅ローンの金利上昇の兆しから大幅に話はそれてしまったが、アパート投資に潜むリスクも近々お話をしていく。