時流

外国債券、投資の注意点

ロシア国債への注目が高まっています。

ロシアのウクライナへの侵攻をきっかけに取引が制限され、資産の一部をロシア国債で運用する投資信託の中には売買を停止したからです。

外国債券とは(もちろん外国人からしたら日本国内の債権も同様のことが言える。もっと言えば日本国内の債権が絶対に安心とは言えない。(これ以上は言及はしない))債権を発行する発行元や市場や通貨のいずれかが外国のものであることです。

一般的には株に比べて安定した運用成績が期待できると言われています。

リスクは株式もそうですが発行元がデフォルト(債務不履行)になった場合、取引価格が下がり、その時に売却すると大幅に損失が出ます。最悪は利息や元本が支払えなくなります。

安心材料の目安には格付けというものがあります。今回ロシア国債は格付けを下げました。

過去にデフォルトになった国々

ロシア国債がデフォルトした場合、当然ですが元本や利息を約束通り受け取れません。主にロシアの債権や株で運用する投資信託では成績は悪化します。逆にロシア国債やロシアの株式の比重が小さい投資信託は影響が少ないでしょう。

改めて、ご自分が購入されている投資信託の中身を確認しましょう。