ボーナスのシーズンが迫ってきた。
今年は新型コロナウイルス禍の影響が小さくなり、業績が上向いた企業も多く、胸は膨らむ。ボーナスが国内で制度化されるきっかけとなったのは、明治時代に社員らをたたえた岩崎弥太郎による「心付け」だったといわれる。
経営コンサルタントでボーナスの歴史について調べた鍵山整充氏の著書によると、江戸時代に商家で番頭らへ年の瀬に渡される習慣があった「餅代」が原型とされる。という説もある。
いずれにしても喜んで社員に支給している社長の会社といやいや支給している社長との5年後の業績は雲泥の差が出るであろう。