米連邦準備理事会(FRB)は21日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.75%の利上げを決めた。
通常の3倍の利上げ幅で、6月に約27年ぶりに実施してからは3会合連続となる。
高インフレの長期化を回避するための急ピッチの金融引き締めにより、景気の悪化懸念は一段と強まる。
FRBは3月に0.25%の利上げでゼロ金利政策を解除して以降、6月にかけて利上げ幅を拡大してきた。7月に0.75%の利上げを決めた際は、9月から利上げ幅を縮小するシナリオを視野に入れていたが見通しは不透明さを増している。つまり市場がどう動くのか誰も予測不可能だ。