時流

みずほ・三井住友「仕組み債」販売制限

利回りは高いがリスクの大きい金融商品「仕組み債」について、大手金融機関が顧客への新規勧誘の停止に動き始めた。

三井住友銀行と千葉銀行が販売を全面的に停止した。みずほフィナンシャル(FG)、横浜銀行、広島銀行は販売を一部停止する方針だ。

デリバティブ(金融派生商品)と知らずに購入した顧客とトラブルになるケースも多く、販売体制を見直す方針だ。

各社とも、退職金運用の高齢者や投資初心者など、デリバティブ投資に必要な十分な金融知識のない顧客への新規勧誘などを取りやめる。仕組み債は利回りが高いデリバティブの一種でオプション取引やスワップ取引を組み込んでおり、大きな相場変動があった場合などに損失が膨らみやすいためだ。

今までいかにリスクの高い商品を顧客に販売していたことがわかる。名前の知れた大手金融機関だから安心安全では決してない。一等地に店舗をかまえており、CMを行っているから知名度がある。その費用は手数料だという事を消費者は知っておくべきこと。

投資はあくまでも自己責任、自分の資産を守れるのは自分自身の経験である。若いときには少額でも投資してたくさん失敗すると良い。

これが50歳を過ぎてからの深手だと大変なことになる。