米カリフォルニア州の環境当局は25日、2035年にガソリンのみで駆動する新車の販売を全面禁止する新たな規制案を決定した。
26~35年にかけて段階的に電気自動車(EV)などの販売比率を高めるよう各自動車メーカーに義務付ける。州内の新車販売の10%強を占めるハイブリッド車(HV)も35年以降は販売禁止とする。
HVを得意とする日本車メーカーは戦略変更を迫られる。
欧州連合(EU)が35年までに域内におけるガソリン車の新車販売を原則禁止する方針を打ち出すなど、輸送分野における石油依存を減らす動きが世界的に広がっている。
まさに日本の自動車メーカー封じであるが、北海道・東北地方など豪雪地帯で車が動かなくなった場合、EVカーでは命の危機に直面するケースも出てくるであろう。
あくまでもカルフォルニアは温暖な気候であることを忘れてはいけない。