東京海上日動火災保険は22日から、アマゾンジャパンのネット通販サイトで保険を販売する。
地震保険から始め、傷害保険などに広げるようだ。
アマゾンのアカウントで保険に加入し、保険料の支払いから保険金の受け取りまで一括で提供するのは大手保険では国内初。
巨大なアマゾンのデジタル販路を生かし若年層を取り込む。対面営業が主流だった保険販売は転換点を迎える。
保険販売はこれまで対面営業や自社のネットが主流だった。しかし、業界全体で自動車保険はネット経由の販売シェアが1割程度(保険料ベース)にとどまるなど、デジタルの販路を活用しきれていない。
利用者が多いアマゾンのサイト経由で販売すれば、保険になじみの薄い若年層の取り込みにもつながると考えているようだが、若者こそ対面販売をしたほうがトラブルにならないような気が私はしている。