トルコ統計局は3日、7月の消費者物価指数(CPI)上昇率が前年同月比79.6%だったと発表した。
食品や交通費、家賃など生活関連の物価高騰が市民生活を圧迫する。募る国民の不満は、インフレ鎮静化に有効な手立てを打てていないエルドアン政権に向かう。
例えば、家賃を例に出すと、自宅アパートの賃料は2500リラ(約1万9000円)から6200リラに跳ね上がったくらいだ。引っ越しを考えたが、周辺の物件はそれ以上の水準だったため引っ越しすらできないらしい。(結局引っ越しても同じことだからだ)
日本のアパートで約2.5倍家賃が上がるイメージがつくだろうか?
5万円の単身用アパートの家賃が125,000円になるのだ・・・生活できなくなるだろう。
これは決して、トルコの事だから日本は関係ないとは言い切れない。
ちなみに通貨リラは対ドルで1年前の半値以下にある。
通貨円は対ドルで数日だったが一時、140円近くいった事を忘れてはいけない。つまりドル資産も持っておくべきなのだ。