時流

「AIスキル」10歳から

人工知能(AI)開発のトッププログラマーを目指すには、いつからスキルを身につければいいのか?

AI人材予備軍が腕を磨く競技プログラミング(競プロ)のデータを調べると、世界的な競争は小中学生の頃から始まっている。

中国勢は10代前半から主要コンテストで上位に食い込む。もちろん10歳からプログラマーになりたい!というお子さんはほぼいないだろうから殆どが親の影響か国の方針だろう。

図のように中国が金メダルの数は優位だが、日本勢も優秀だと思う。ちなみに私はプログラムはBASICで挫折した。

競プロは与えられた課題に対して、いかに早く正確なプログラムを書けるかをスコア化して得点を競う。プログラミング言語はC言語やPython(パイソン)である。

ちなみにどんな問題か?

「A円硬貨、B円硬貨、C円硬貨をそれぞれ0枚以上使ってちょうどN円を支払うとき、使う硬貨の枚数として考えられる最小値を求めてください。ただし、それぞれの硬貨は無数にあるものとします」

正答例は何通りもあるが、各設問にはプログラムの実行時間に制限が設けられ、数秒の時間内に計算が終わらないと正解にならない。効率的なプログラムを組み立てるアルゴリズムの能力が試されるのだ。

以前も書いたがプログラムやWEBの世界は可能性無限に広がっている。新しい産業ができるのはここからかもしれない。