オンワードホールディングスは、米グアムのホテル事業を星野リゾートに売却すると発表した。譲渡額は85億円。
新型コロナウィルスの影響で本業のアパレル事業が苦戦したためだ。星野リゾートはグアムに進出しコロナ後の観光需要の取り込みを目指す。売却するホテルの部屋数は428部屋、30年経っており大規模修繕の必要性も迫られ売却を決めた。
星野リゾートはコロナで経営が悪化した施設の運営を引き継ぐ形で規模を拡大し20年春に経営破綻したWBFホテル&リゾート(大阪)も運営を受託し中国やハワイなど海外でも拠点を拡大している。