世界各国の中央銀行が参加する国際決済銀行(BIS)は、デジタル通貨に関する報告書を公表した。
価格変動が激しい暗号資産(仮想通貨)は「構造的な欠陥があるため通貨システムの基盤には不向きだ」と警鐘を鳴らした。
仮想通貨の仲介会社への規制が不十分なまま投機が過熱すればリスクを伴い、金融システムの安定を損なうと警戒する。
BISが警戒するのは、多くの仮想通貨が価値の根拠を欠いたまま投機的に取引されている点だ。
サイバー攻撃による仮想通貨の流出も後を絶たず、一部はロシアへの経済制裁の抜け穴になる恐れも出ている。
この発表をうけ、さらにビットコインの下落は早まる可能性はある。