時流

窓に貼るフィルム -5度

京都大学発スタートアップのOPTMASS(オプトマス、京都府宇治市)は、日光の赤外線を遮蔽して室温を下げるフィルムを2026年にも発売する。

11日から南海電気鉄道の本社ビル(大阪市)で実証実験を開始する。試験段階では室温が5度以上低下した。10月までの実験を経て、2025年国際博覧会(大阪・関西万博)の会場での採用も目指す。

日経新聞より

 

特徴は透明という事。従来のものだと可視光線も遮ってしまい室内が暗くなったが、このフィルムは透明なので室内も明るい。

 

フィルムについては現在、年間6000平方メートル分を生産できる能力があるという。

実証実験段階の価格としては、1平方メートル3万円程度で販売されており、企業や自治体などを通じて実証実験を重ねて、大阪万博のパビリオンなどでの採用も目指している。

万博終了後の26年にも量産を開始し正式に販売する計画で、価格はさらに引き下げたいと考えているようだ。