時流

投資信託、長期の運用力で選ぶ

投資信託を活用し、資産形成を始める人が増えている。

投信は少額から購入でき、積み立て投資にも向く。投資先を分散する効果を得やすいのも強みだ。もっとも、国内で購入できる公募投信は約6000本に上り、運用成績も様々。まずは長期の運用に適した投信を探すための基礎知識や手法を知るところから始めたい。

投信の評価では「シャープレシオ」という指標もよく使われる。(この事は前回も記述したが復習です。)

価格変動リスクに見合ったリターンを出しているか測るもので、数値が大きいほど過度なリスクを取らずに効率良く収益を得ていることになる。一般には0.5~1.0が多いが、1.0を超えると運用効率が優れた投信とみなされる。ただシャープレシオは同じ種類の資産で運用する投信を比べる際に有効な指標で、例えば株式投信と債券で運用する投信の比較には適さないので注意が必要だ。

もしシャープレシオを確認したい場合はそういったサイトがあるので参考にすると良い。