時流

三井物産、無人運転のトラック物流に参入

三井物産が無人運転の大型トラックによる物流事業を2026年度にも始める。

決められたルートを遠隔監視で自動運転する「レベル4」の技術を活用し、東京―大阪間の高速道路を走行する。日本では4月にレベル4運転の許可制度を盛り込んだ改正道路交通法が成立した。

運転手不足が進む輸送分野で、高度な自動運転の実用化が広がる。

貨物トラック運転手は減少傾向で高齢化が進んでいる。厚生労働省の統計では大型トラック運転手の年間労働時間は全産業平均より月36時間長い。24年4月に運転手の時間外労働規制が強化されると人手不足は加速する可能性がある。

実用化されればいよいよドラえもんの世界も現実化されてくる。