時流

アマゾン、日本で処方薬のネット販売

米アマゾン・ドット・コムが中小薬局と組み、日本で処方薬のネット販売に乗り出すことが明らかになった。調剤薬局は出店競争が激しく店舗は乱立気味だ。アマゾンと組む薬局は、ネットで新たな顧客を獲得できる可能性がある。

今回の仕組みでは、アマゾンは自ら在庫などを持たないとみられる。配送網の優位性と圧倒的な物量で業界の勢力図を塗り替える。

アマゾンはオンライン薬局「Amazon Pharmacy(アマゾン・ファーマシー)」を立ち上げて処方薬の販売に本格参入した。ウェブサイトやアプリで処方薬を購入でき、有料のプライム会員は注文から2~3日程度で配達を受けられる。

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