時流

ハチミツ2割高

新型コロナウイルス禍による健康志向の高まりで需要が拡大したのがハチミツである。

近年は価格も上昇傾向になっている。天候不順などでハチの活動量が低下しているとされ、世界的に採蜜量が減少している。ハチは作物の受粉にも欠かせない存在だけに、ハチミツだけでなくその影響は農業にも広がっている。

開花の時期の天候次第で、ハチが飛ばなかったり、花が蜜を出さなかったりして、採取できるハチミツの量は減少した。

カナダ産が高温や干ばつで減産となったほか、東欧産は開花時期の多雨によって不作だった。

暑い中、ミツバチも飛びたくないだろう。

ハチミツの需要は急増している。(我が家でも流行の波がたびたびやってくる)

ここ数年、注目が集まっていたのが価格が手ごろなウクライナ産だ。日本でも20年に270トンほどだった輸入量は21年に3.5倍となった。だが、ロシアによるウクライナ侵攻を背景に「ウクライナ産の輸入が大幅に減少するとみられる」

物価上昇が止まらない。