長期化する資源高が銭湯経営を圧迫している。重油やガス価格の上昇が追い打ちをかけているのだ。入浴料を引き上げも始まっているが燃料コストをまかなえるほどでもない。しかも急激な値上げは地域密着でやっている公衆浴場のファンの期待を裏切ることができない為、二の足を踏む。
ここにもロシアのウクライナ侵攻、ドル高円安の影響がでている。
燃料高が銭湯の廃業数の増加を加速させかねない。
本業の他にもう二本ほど事業の柱があると今回のようなコロナ禍でも健全な経営ができる。その一つが投資だと私は思う。たとえば6%ほどの運用益をだせるものに1000万円を投じておきそれを繰り返し活用するだけでこの3年でも随分と違ったはずだ。
調子の良い時ほどアンテナをはることが重要。有事の時の「円」はもう幻である。