時流

新電力、新規契約停止、相次ぐ

ガスなどの燃料高が電力の取引価格を押し上げ、自前の発電設備が乏しい新電力の経営をむしばんでいる。

卸電力市場からの調達価格が顧客への販売価格を上回る、いわゆる「逆ざや」(損)状態に陥る事業者が続出しているため電力プランの新規契約を停止する動きが相次いでいる。

経営環境が悪化する中、700社超が乱立する新電力の淘汰が加速しそうだ。