保険

外貨建て保険「リスク開示を」

金融庁は商品の内容を理解しないまま高齢者などが契約し、トラブルになる事例が相次いでいる外貨建て保険について、販売する金融機関に顧客保護の取り組み強化を求める。

販売時に運用利回りだけではなく、手数料や解約時の伴う費用を考慮した総合的な収益の見通しを提示するよう促す。

外貨建て保険は契約者が保険料を円で支払い、保険会社がドルなどの外貨で運用する。

じゅりさん
じゅりさん
預金利息がほぼゼロの中、銀行などが資産運用目的で販売するケースが増えているのよ。
みみー
みみー
たしかに銀行で勧められるワン
じゅりさん
じゅりさん
ただ、契約時より円高になったり契約期間より早く解約したりすると元本割れするリスクもあるのよ。

生命保険協会によると外貨建て保険に関する苦情は2020年度1866件あり、協会は試験に合格した登録者に販売を限定する新制度を4月から始めるようです。