時流

FAANG、略語テーマ投資の終焉

世界の株式市場が悪化する中でFAANG(米主要ハイテク企業のフェイスブック、アマゾン、アップル、ネットフリックス、グーグル)5社をはじめとしたハイテク株が反落している。

企業や国の頭文字をつないだ頭文字テーマ投資コンセプトの崩壊が始まった。

造語の始まりは2001年のBRICS(ブリックス)だ。ブラジル、ロシア、インド、中国そして南アフリカ。新興国ブームが10年続いたがそのあとは資金が枯渇し始めた。

かつて新興国市場を襲った規模のマーケットの動揺がこの数ヶ月大型ハイテク企業を揺さぶっている。米国の投資家はハイテク企業が異常に高い株価の評価を正当化するには収益に比べ過大な支出があると気付き始めたようだ。

ちなみにM証券さんに勧められて投資をしているアメリカのハイテク企業を集めている投資信託は今年に入り下落しはじめ売却できな状態になっているが、投資は自己責任である。