時流

電気自動車の中古市場

電気自動車(EV)の中古車が市場に出回り始めた。売買情報サイトのデータを分析すると、EVはガソリン車やハイブリッド車(HV)より走行距離が短く、値下がり幅も大きい。

充電設備の少ない不便さなどから早めに手放す傾向が見られ、中古市場をEVの苦戦を映している。

情報雑誌の「カーセンサー」には50万台程度の中古車データが掲載されているが、現在1700台以上がEV車だ。乗り換えには様々な理由があるが、もし使い勝手が悪いのが乗り換えの一番の理由であった場合は少々心配である。

ゼンリンのデータでは公共のEV充電器は全国で3万基ほどである。人工あたりの基数はドイツや英国の半分以下にとどまっている。

私のように携帯電話の電池残量が30%を切ると充電を心配し始める方は、まだ選択しないほうがいいだろう。